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2024年3月5日

JWP(実践ウェルビーイング・プロジェクト)の4年生メンバーが資生堂グローバルイノベーションセンターを訪問(1/30)

1月30日(火)、実践ウェルビーイングプロジェクト(JWP)のメンバーが深澤晶久教授とともに株式会社資生堂の複合体験施設「資生堂グローバルイノベーションセンター(以下、S/PARK)」を訪問。資生堂のウェルビーイングへの取り組みについてレクチャーを受け、施設を見学しました。JWPの活動の一環として資生堂グローバルイノベーションセンターに訪れるのは、昨年10月に続いて2回目となります。

 ※前回の資生堂グローバルイノベーションセンターへの訪問記事はこちら

――ウェルビーイングという言葉が生まれる以前から、ウェルネス領域に取り組んできた資生堂

2021年、文学部国文学科の深澤晶久教授が立ち上げた正課外のプログラム「実践ウェルビーイングプロジェクト(以下、JWP)」。有志の学生たちがさまざまな活動を通してウェルビーイングについて学んでおり、S/PARKの訪問は昨年10月に続いて2回目。今回は、JWP発足時からのメンバーでプロジェクトの中心的な役割を担ってきた4年生5名が参加しました。

まずは、資生堂の中田美奈子さんによるレクチャーからスタート。資生堂が2019年にオープンしたS/PARKのコンセプトやウェルビーイングへの取り組みについて解説いただきました。かねてより、日本発のビューティカンパニーとしてウェルネスへの展開を推し進めてきた資生堂。ウェルビーイングという言葉が一般化する前から、ウェルネスという合言葉のもとウェルビーイングを体現してきたという説明に、学生たちは大いに感銘を受けた様子でした。

「S/PARKは、“美のひらめきと出会う場所”。『都市型オープンラボ』として多くの研究員が勤務する資生堂最先端の研究施設であると同時に、お客さまと研究員のコミュニケーションを通じて、ビューティイノベーションや新たな価値を創造する場でもあります」と中田さん。社員しか立ち入ることができない一般開放エリア以外のワークプレイスも動画でご紹介いただき、学生たちは最先端のウェルネスオフィスの設備に驚きの声を挙げていました。

――「S/PARK Cafe」でランチ。「S/PARK Beauty Bar」や「S/PARK Museum」も見学

レクチャーの後は、毎日の気分や体調に合わせておいしくて健康的な食事を楽しめる「S/PARK Cafe」でランチタイム。“野菜中心の”という意味の“ベジセントリック”をコンセプトにしたこのカフェにも、ウェルビーイングを実践する資生堂ならではの考え方が生かされています。学生たちは旬の食材がふんだんに使われた彩り鮮やかなランチプレートを味わい、体の内側から“美”をサポートしたいという資生堂の思いに触れました。

さらに、ランチのあとは、パーソナライズスキンケアサービスや貴重な化粧体験が楽しめる「S/PARK Beauty Bar」、入場無料の体験型ミュージアム「S/PARK Museum」などを見学。視覚や嗅覚、触覚といった五感を通して、あらためて資生堂が考えるウェルビーイングについて考察を深めました。

◆参加学生のコメント

「ウェルビーイングには確固たる定義がないからこそ、“美”というウェルビーイングの新たな視点が得られて多くの学びがありました」(人間社会学部人間社会学科4年 竹川 歩)

「S/PARKの3階、4階には、他社の方々とのコラボレーションする際に利用できるホールやラボを備えていると伺い、企業間には競争だけでなく、お互いに技術を持ち寄ってより良い製品を作るという姿勢も必要だと感じました」(人間社会学部人間社会学科4年 福田 悠乃)

「ウェルビーイングという言葉が一般的になる前から、気付けばウェルビーイングを実践していたというお話をお聞きし、大変感銘を受けました。資生堂とのご縁をつないでくださった深澤先生にも感謝申し上げます」(人間社会学部現代社会学科4年 牛尾 恋々)

「S/PARKはとてもきれいな施設で驚きました。ワークプレイスにはジャングルジムや、居住区間を再現したスペースもあると動画でご紹介いただき、一つの製品を作り上げるには研究はもちろんのこと、環境も重要なのだと感じました」(人間社会学部現代社会学科4年 遠藤 美和)

「研究所というと堅いイメージがありますが、S/PARKは低層階が一般の方々にも開放されていて、社会とのつながりを大切にしているところが素晴らしいと思いました。」(人間社会学部現代社会学科4年 齋藤 由佳)

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