4月28日、渋谷キャンパスにて奥菜恵さんが代表を務めるフードバンク兼居場所づくりプロジェクト〈まるのWA〉について、学生ボランティアを募集する説明会が開催されました。

まるのWAについて

まるのWAは、「子どもからお年寄りまで、世代を問わず気軽に集まり、ほっとできる居場所を作りたい」という奥菜さんの想いからスタートしたフードバンクプロジェクトです。居場所づくりとフードバンク活動をかけ合わせることで、参加者同士、参加者と運営といった人のつながりの循環を生み出しています。
奥菜さんは、プロジェクト設立の背景として、父の「誰かの役に立つようなことをしていきなさい」という言葉に影響を受け、長年ボランティア団体のスタッフとして活動してきたことを話しました。また、自身がシングルマザーを経験し、当時の孤独感や苦しい経験があるからこそ「同じ立場の人を支えたい」という想いがあることを紹介しました。
まるのWAでは月に一回、さまざまな企業から提供される商品の配布のほか、缶バッジ作りやリメイク体験などの体験イベントを開催しています。約20人が在籍する運営スタッフの中には、中高生などの学生も活動しており、イベント参加者のメイン層である親子連れを中心に、世代を超えた交流の場となっています。奥菜さんは「参加者からは『月に一回のこの場所が心の支えになっている』『子供が本当に楽しそうに過ごせている』といった言葉を寄せられている」と紹介し、「活動の意義や必要性を実感している」と話しました。
一方で、イベント参加人数の増加に伴い、参加人数が会場のキャパシティを上回ってしまうことや、「本当に必要な人に情報が届いているのだろうか」といった情報発信への不安といった課題についても学生に共有し、解決のために動き出そうとしていることを伝えました。

設立1周年にむけて
奥菜さんは学生に向けて、7月に開催予定の『まるのWA一周年イベント』について「コラボ企画第1弾としてみなさんに参加してほしい」と呼びかけました。続けて、「企画や運営、SNS運用など、皆さんが得意なことを通じて、さまざまな案を出しながらコラボレーションをしていけたらと思います」と話しました。
最後に「若い世代のリアルな言葉や感性には、とても大きな力があると思っています。たくさんの人の心や生活を支える活動を、皆さんと力を合わせて行えたら嬉しいです」と学生に語りかけ、説明会を結びました。

実践女子大学は今後も、企業や地域との連携を通じて、学生が社会課題に向き合い学びを実践する機会を創出してまいります。

