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2026年5月12日

奥菜恵さんが代表を務めるプロジェクト〈まるのWA〉のボランティア募集説明会が渋谷キャンパスで開催されました。

4月28日、渋谷キャンパスにて奥菜恵さんが代表を務めるフードバンク兼居場所づくりプロジェクト〈まるのWA〉について、学生ボランティアを募集する説明会が開催されました。

まるのWAについて

 まるのWAは、「子どもからお年寄りまで、世代を問わず気軽に集まり、ほっとできる居場所を作りたい」という奥菜さんの想いからスタートしたフードバンクプロジェクトです。居場所づくりとフードバンク活動をかけ合わせることで、参加者同士、参加者と運営といった人のつながりの循環を生み出しています。

 奥菜さんは、プロジェクト設立の背景として、父の「誰かの役に立つようなことをしていきなさい」という言葉に影響を受け、長年ボランティア団体のスタッフとして活動してきたことを話しました。また、自身がシングルマザーを経験し、当時の孤独感や苦しい経験があるからこそ「同じ立場の人を支えたい」という想いがあることを紹介しました。

 まるのWAでは月に一回、さまざまな企業から提供される商品の配布のほか、缶バッジ作りやリメイク体験などの体験イベントを開催しています。約20人が在籍する運営スタッフの中には、中高生などの学生も活動しており、イベント参加者のメイン層である親子連れを中心に、世代を超えた交流の場となっています。奥菜さんは「参加者からは『月に一回のこの場所が心の支えになっている』『子供が本当に楽しそうに過ごせている』といった言葉を寄せられている」と紹介し、「活動の意義や必要性を実感している」と話しました。

 一方で、イベント参加人数の増加に伴い、参加人数が会場のキャパシティを上回ってしまうことや、「本当に必要な人に情報が届いているのだろうか」といった情報発信への不安といった課題についても学生に共有し、解決のために動き出そうとしていることを伝えました。

設立1周年にむけて

 奥菜さんは学生に向けて、7月に開催予定の『まるのWA一周年イベント』について「コラボ企画第1弾としてみなさんに参加してほしい」と呼びかけました。続けて、「企画や運営、SNS運用など、皆さんが得意なことを通じて、さまざまな案を出しながらコラボレーションをしていけたらと思います」と話しました。

 最後に「若い世代のリアルな言葉や感性には、とても大きな力があると思っています。たくさんの人の心や生活を支える活動を、皆さんと力を合わせて行えたら嬉しいです」と学生に語りかけ、説明会を結びました。

実践女子大学は今後も、企業や地域との連携を通じて、学生が社会課題に向き合い学びを実践する機会を創出してまいります。

2026年1月27日

ひとり親家庭へ衣類を提供!渋谷キャンパスでNPO法人グッドネーバーズ・ジャパンとBEAMS・NOLLEY’S・ABAHOUSEによる特別イベントが行われました。 

12月26日・27日の2日間、本学の渋谷キャンパス内「JISSEN PLAY BASE」にて、ひとり親家庭を対象に企画された衣類の無料提供イベントが行われました。NPO法人グッドネーバーズ・ジャパン (GNJP) と大手セレクトショップが連携して開催され、本学の学生たちもボランティアとして参加しました。

特別な服選び体験

GNJP運営のフードバンク「グッドごはん」を利用するひとり親家庭を対象とした衣服無料提供イベントであるこの企画にはBEAMSをはじめ、NOLLEY’S(ノーリーズ)、ABAHOUSE(アバハウス)のアパレル3社が参加しました。各社が提供した洋服がずらりとラックに並び、会場には試着室も設けられるなど本学のスペースがこの期間だけの特別なセレクトショップへと生まれ変わりました。
アウターやトップスだけでなく、バッグや小物なども選べます。
各ブランドのスタッフも多数参加し、一人ひとりに寄り添ったコーディネート提案を行うなど、丁寧なサポートが印象的でした。

本取り組みは「Happy Family Day」として5月に開催した際にも大きな反響を呼び、今回は抽選枠を増やしての実施となりました。
参加者は「グッドごはん」の利用者の中から、中高生の子どもを持つひとり親世帯が対象です。
当日は家族そろって来場し、服を選んだり試着したりと、楽しそうな会話の聞こえてくるなごやかな時間が流れていました。

コーディネートも体験して思い出を

イベント開催にあたり、GNJPの綿貫氏にお話を伺いました。
「衣類提供会自体はおととしから続けている取り組みですが、実践女子大学さんとのコラボは5月に続き今回で2回目です。
それまでは事務所で実施していましたが、どうしても手狭でした。
今回お借りしているこのスペースは、本物のお店のような空気があり、とても魅力的ですね。
本イベントの特徴は、洋服を渡すだけでなく、店舗のようにコーディネートを提案してもらえる体験ができることです。生活に困難を抱えるご家庭の中には、ゆっくり買い物をする機会が少ない方もいます。
この機会にお店で選ぶ楽しさを味わってもらえたらと思っています。年末年始はイベントの多い時期でもあります。クリスマスプレゼントや家族の思い出として、楽しい冬を過ごすきっかけになればうれしいですね」

学生たちも積極的に参加

当日は学生たちもボランティアとして参加しました。
ショッピングバッグを手渡したり、商品を包んで袋詰めをしたりと、来場者と直接コミュニケーションを取りながら運営をサポートしていました。

参加した学生たちに、今回ボランティアに応募した理由を聞くと、「以前からボランティア活動に関心があり、経験してみたかった」という声や、「5月のイベントのときから気になっていたのですが応募が間に合わず、今回はぜひ参加したかった」といった声など、全員が前向きな思いで参加を決めていました。
また、「親戚にひとり親世帯がいて、苦労を身近に感じている」と、個人的な経験から関心を持った学生もいました。
学生たちは、全員がファッション大好き。
「大学とブランドが連携して洋服を提供する取り組みだと知り、社会貢献につながると感じて参加しました。洋服だからこそ届けられる楽しさがあると思います。新しいファッションとの出会いで、少しでも笑顔になってもらえたらうれしいです」と話してくれました。

企業同士も連携して良い相乗効果に

各ブランドの皆さまからも、衣類提供会を開催する意義についてお話を伺いました。

BEAMS 経営企画本部 サステナビリティ推進部 本間氏
「5月の開催後、社内でも反響が大きく、今回は少しパワーアップしてお届けしています。実践女子の学生の皆さんはとても品がありますね。運営の手伝いも楽しみながら取り組んでくださっている印象です」

NOLLEY’S(ノーリーズ) 室氏
「当社は中高生向けのブランドがあまりないため、最初は少し勝手が違うかもと緊張していましたが、ご家族連れが多く楽しく接客ができています。実践女子の学生さんはとても前向きでしっかりされている。こちらが指示しなくても自ら考えて動いてくれます。大学とコラボする機会は貴重なので、今後も継続して連携できればと思います」

ABAHOUSE(アバハウス) 坂田氏
「ファミリーセールのような取り組みは社内でも行っていますが、ボランティアを含めた活動は自社だけでは難しいこともあります。5月にBEAMSさんから声をかけていただいたとき、ぜひ参加したいと思いました。実際に手に取って喜んでいただける姿を見て安心しています。今回のイベントが少しでもリフレッシュにつながればうれしいですね。大学と連携することで、学生の皆さんの姿勢から学ぶことも多く、私たち自身も刺激を受けています」

本学は今後も、企業や地域との連携を通じて、学生が社会課題に向き合い学びを実践する機会を創出してまいります。