タグ: 東京

2024年6月13日

【日野】日野のまちの課題解決を目指そう!テレビ東京『田村淳のTaMaRiBa』のご協力のもと「実践プロジェクトc」の授業が始まりました。

共通教育科目「実践プロジェクトc」(担当:生活科学部生活環境学科 一色 ヒロタカ准教授)の授業が4月10日に始まりました。株式会社テレビ東京のテレビ番組『田村淳のTaMaRiBa』からのご協力のもと、日野市の地域課題解決を目指す特別講座です。この日のオリエンテーションではイノベーションを起こす大切さを学び、学生たちは積極的に授業に取り組む姿勢を見せていました。

ひとつの企業ではできないことも連携すれば生み出せる

登壇されたのはテレビ東京のプロデューサーである今井豪氏です。
ふだんゲスト講師の方が来られたときは、講師の方のみで講義をされますが、そこは多くのテレビ番組を製作してきた今井氏。
「台本を作ってきました」と、一色先生にもマイクが渡されました。一色先生が「台本を見てびっくりしたんですけど、僕のセリフもちゃんと書いてあって」と話すと学生たちからも笑い声が。
そのやりとりの通り、今井氏は1回限りのゲストではなく、建築家でもある一色先生とともに前期を通して授業を担当してくださいます。学生たちの提案を形にするためにバックアップしてくれる贅沢な環境です。

今井氏は入社からテレビ東京一筋。
バラエティ番組の企画や開発に携わっていましたが、東日本大震災をきっかけに「なぜテレビ番組を作っているのだろうと考えた」と言います。
テレビの力で復興や地域の役に立ちたいと考えましたが、一つの企業では限界がありました。悔しさを感じていたところ、他の最先端技術を持つ企業の人たちも同じように話していたのを知ります。
そして企業が連携すれば新しいサービスを生み出せることに魅力を感じ、ビジネス共創番組『田村淳のTaMaRiBa』をスタートさせました。

テレビ番組と連携して日野のまちの地域創生しよう!

「地域の困りごとをほったらかしにしない」と2022年から始まった『田村淳のTaMaRiBa』。
島根県江津市のリブランディングや、沖縄の三線の音源をデジタルで残すプロジェクトなどさまざまな地域の課題に取り組んでいます。
また、大学生と一緒にサービスや商品開発などの地域創生につながる活動も行っています。
本授業ではこの番組のプラットフォームをお借りして、本学日野キャンパスがある東京都日野市を舞台に、自治体や企業と連携し課題解決に挑みます。

授業の進め方としては、まずはフィールドワークで街のリサーチから始まります。
日野の街を実際に歩いたりヒアリングしたり、本やウェブも活用して課題や可能性を見つけていきます。
次に企画作り。街の仕組みを変えてみるアイディアや居場所作りなど、さまざまな視点から街を見て、ビジネスプランや課題解決のアイディアを具体的に作っていきます。
発表を経て、実際にデザインに起こします。
そして、最終プレゼンテーションではスタジオでの収録も予定されています。

イノベーションは誰にでも起こせる

この授業に取り組むうえで大切にして欲しい合言葉として、今井氏が提示したのが「イノベーションって天才たちの発明なんかじゃない!」でした。
今井氏は「これは身をもって痛感し、信じている言葉です」と話しました。イノベーションは新しいテクノロジーと思われることがありますが、「新結合」の意味で、誰もが知っていることを新たに結びつけること。
自分の持っているものと課題を掛け合わせることで、イノベーションを起こすことができるのです。

イノベーションを起こすためには自分の本当の強みを知り、どうビジネスや社会に活かせるかを考えることが大切。
一色先生は「授業の中で自分をいかにブラッシュアップしていけるかがポイントです」と話しました。
グループワークで進めますが、企業や自治体、街に住む人たちと実際に交流をするのもこの授業の特徴です。
「沢山の人と会って話して、自分がやりたいことや得意なことを見つけたり活かしたりして欲しい」と今井氏も話しました。

まずは日野のまちを知ろう

最後に来週への課題が発表されました。
1つ目は日野がどういうところか、自分なりに調べること。
地形や風景、歴史、特徴、観光地的な魅力、企業などなど。特徴をあぶり出すことが課題です。
2つ目は誰のためにやってみたいか、ターゲットを決めること。
ペルソナと言って仮想の人物像を作り上げていく作業です。フルネームから性別、年齢、休日の過ごし方、仕事など一から考えます。
条件は日野に住んでいる、または日野で働いている人物であること。
そして、インサイトと呼ばれる、その人物の抱いている不満や悩みなども書き出してみることが課題です。

「今回の授業はビジネスの感性を磨いたり自分のやりたいことを見つけたりするのにも、とても向いていると思います」と今井氏は語ります。
「今ビジネスでは、実際にアイディアを形にできるアートの感性が成功するために不可欠な要素になっています」と言い、どうやって自分の形を表現していくかの授業は日本では少ないため、貴重な経験になると話しました。
ただ「この授業はなかなか大変だと思います」と一色先生。「ものやサービスを作ることはそんなに簡単じゃない。とても時間がかかることです。14回の授業だけで全部を作れると思わなくていいので、ここをスタートにして大きな企画になっていくかもしれないという気持ちで取り組んでください」と話しました。
学生たちも、これからの授業の展望に前のめりで話を聞いていました。

担当教員からのメッセージ

地域から学ぶことの面白さ!そして、そこからデザインを考える面白さ!これは社会実装型の授業の最大の醍醐味です。社会のニーズも、答えを自分でつくり出せる人材を求めています。この授業では、まさにリアルな社会から自分自身の答えをつくりだし、その答えを持って社会へアプローチしていきます。学生と教員が協働・共創して、日野のまちをデザインしていいきます。

2024年6月13日

【渋谷】イノベーションの薪をくべよう!テレビ東京『田村淳のTaMaRiBa』のご協力のもと「実践プロジェクトc」の授業が始まりました。

共通教育科目「実践プロジェクトc」(担当:文学部国文学科 深澤晶久教授)の授業が4月10日に始まりました。本授業は株式会社テレビ東京(以下、テレビ東京)のテレビ番組『田村淳のTaMaRiBa』からのご協力のもと、さまざまな企業と連携し、学生たちがさまざまな課題解決に挑む予定です。

テレビ番組で地域創生やビジネスを作る!

授業の開始は自己紹介から。
2年生から4年生まで、幅広い学部学科の学生40名が集まりました。
ひとしきり盛り上がったところで、深澤教授から今回のゲスト講師である今井豪氏の紹介がされました。
今井氏はテレビ東京の番組プロデューサーです。ここで今井氏は「今回のために動画を作ってきました」と自身で編集した動画を披露。
「自己陶酔も入っています」と謙遜されましたが、学生たちはスタイリッシュな動画に見入っていました。

その動画で紹介されたのが、今井氏が総合プロデューサーを務めているテレビ番組『田村淳のTaMaRiBa』。
タレントの田村淳さんを司会にした、地方創生やスタートアップ企業の支援などを番組の中で行っているビジネス共創番組です。この番組の特徴のひとつがさまざまな企業と連携していること。
例えば沖縄の伝統芸能・三線の音源をデジタル保存する取り組みにはヤマハ株式会社が協力しています。他にも大手IT企業やデベロッパーなど、多くの企業と連携。
また、大学生や高校生たちも参加し、番組内で一緒に地域創生や課題解決に取り組んでいます。

協力し合うことでできることがある

「こんな番組を作っているけれど、僕は決して意識が高いわけではありません」と今井氏。
ではどうしてこうした番組作りに携わっているのか、その理由として今井氏は東日本大震災の時のことを語りました。
大きな被害を前にして、なぜテレビ番組を作っているのか、自分に何ができるだろうかと考えたと言います。
「しかしテレビ局だけでは何もできなかった。無力だと思っていたら、企業に勤めている方たちも同じことを言っていたんです」。大企業でも1社ではできることに限界がある。
しかし、企業同士が協力し繋がればできるようになると気付いたと話しました。

本授業の大きな特長は、ゲスト講師の今井氏が前期を通して授業に参加されることです。
今井氏と深澤教授が一緒になって授業を進めていく形です。学生たちがやってみたいこと、提案したことを案で終わらせず、実行できるところまで深澤教授だけでなく今井氏や番組がサポートしてくれます。
「できれば番組でも、この授業の進捗を収録できればと思います」と今井氏。
番組に出演する可能性も出て、学生たちの目も輝きました。

誰でもイノベーションは起こせる!

「今回の授業を進めるにあたって、ひとつ合言葉を決めたいと思います」と今井氏は話し始めました。それは『イノベーションって天才たちの発明なんかじゃない!』。
「イノベーションってなんでしょう。どんなイメージですか?」と今井氏は問いかけます。
「すごい技術」「がらっと変えること」など学生たちから回答がありました。
今井氏は、「イノベーションは身の周りにあるものにヒントがある。いつも何かにチャレンジすることが大切」といくつかイノベーションの例を挙げました。

町工場の釣り糸が最先端医療に使われたり、電車に乗って参拝するのを宣伝したことで初詣が生まれたり。
「技術がなくても、自分たちの課題を組み合わせるだけで良いアイディアが生まれることがある。自分のこれまでの経験と何かを掛け合わせてイノベーションは起こる。だからこそまずは自分の強みを発見することが大事」と今井氏は語りました。

イノベーションを起こすヒントとして、今井氏は「一日1回ビジネスの妄想を記述する」ことをしていると話しました。
例えば渋谷駅を出てから大学のキャンパスに着くまでにあるコンビニで、イートインコーナーが混んでいて座れなかったとき、今井氏は「回転率を上げるにはどうすればいいか考えてみる」と、自分が感じた不満や疑問を解決する方法を想像してみると話していました。

誰のために何をしたい?

最後に、来週の授業までの宿題の発表がありました。
1つ目は「自分にとって大事な地域(街)について考える」こと。
今住んでいる街や大学のある渋谷区、地元、祖父母の住んでいる地域など、自分に縁のある地域を選び、そこでやってみたいことを考える宿題です。
2つ目は「誰のためにやってみたいか、ターゲットを決める」です。
自分のやりたいことや作りたいものが、どんな人に向けたものであるかを考えるための「ペルソナ」を考えます。フルネームから性格、職業、どんな生活をしているか将来の夢などどんな人物かを深く掘り下げていきます。
「絵は下手でいいので似顔絵も書きましょう。最初は恥ずかしいかもしれないけれど、具体的になればなるほど自分のやりたいことが分かってくる。だまされたと思って書いてみてください」と今井氏は語りました。

今後グループごとにテーマとターゲットを決め、内容を詰めていきます。
「やりたい内容はこれから決定していくので、どんな企業と連携するかは皆さんの発想次第。番組ではいろんな企業と繋がりがあるのでどんどん利用していいです。皆さんと面白い企画を作っていければと思います」と今井氏はこれからの授業に期待をかけました。

担当教員からのメッセージ

本年から新たにスタートした講座は、テレビ東京さんの番組と並行して行われる極めてリアリティ溢れる講座です。そして、根底に流れるテーマは、今の時代に最も必要な視点であり、力でもあるイノベーションです。地域再生を考えながら、様々なフィールドで活躍されるゲストを交えながらの航海がスタートしました。相当な荒波も予想されますが、主体性に溢れる学生たちと、無事に目的地に着けるよう伴走していきたいと考えています。

2024年6月5日

未来のファッションを考えよう!人間社会学部の新入生セミナーで三越伊勢丹のご協力のもと、学生によるメタバース空間での企画発表が行われました。 

4月13日に人間社会学部の授業の一環として、新入生全員が参加するイベント、「新入生セミナー」が行われました。今回は協力企業として、株式会社三越伊勢丹にご協力いただきました。実践女子大学人間社会学部では、2004年の設立当初から、入学直後の新入生に対し、4年間の学びの動機づけと新入生同士の交流を目的として「新入生セミナー」を実施しています。2017年からは企業と連携したPBL型のセミナーに方式を変更しました。高校までの授業の多くが「正解のある問題」であるのに対し、社会人になったときに対峙する問題のほとんどは「正解のない問題」です。「新入生セミナー」では、この「正解のない問題」に取り組む姿勢や思考を学ぶことができます。人間社会学部では専門知識を身につけるだけでなく、PBLも含むアクティブな学びを展開しています。また、入学直後のグループワークを通じて、学友を作る機会にもなっています。さらに、この体験を通じて、今の自分に何が足りないかを認識し、今後の学びの動機づけにもつながります。この新入生セミナーでの産学連携PBLを通して、新入生の意識変容を図り、これからの4年間の学びに対する意欲を高めています。今年度は、近い将来に重要視される仮想社会であるメタバース空間を対象とした提案を考えるために、生成AIの使い方を学び、一日を通じてメタバース空間「REV WORLDS」を使ったバーチャルファッションを考える課題にチャレンジしました。学生たちは、新しい世界への視点やきっかけを得る貴重な機会となりました。

先輩学生からのファシリテートの様子
学部長の竹内光悦教授からの挨拶

デパート販売員がメタバース空間を作る?

まず登壇された仲田朝彦氏は、仮想都市のコミュニケーションスマホアプリ「REV WORLDS」の発起人。CGのメタバース空間を一から作り上げた一人です。
しかし、入社時は伊勢丹メンズ館で服を売っていたデパートマンでした。
今回は「きっかけをインストールしよう」をテーマに、なぜ仲田氏がメタバース空間を作り上げたのか語ってくださいました。
仲田氏が入社したのは2008年。
この年に起きた出来事がリーマンショックです。同じ年、iPhoneが誕生したことも仲田氏に大きな影響を与えました。これからはデジタルで革命が起こると確信し、先行きの見えない時代、自らスキルアップすることの大切さを実感したのです。当時メタバースはまだ出てきたばかりの概念でしたが、仲田氏は「いつかネット上に伊勢丹を建てたい!」と考えるようになります。時間も空間も越えて、バーチャル空間で買い物できるようになればもっとすばらしいサービスができるようになると思ったのです。

チャレンジすることを諦めない

ただ、実際に企画が立ち上がるまで13年の時間がかかったと言います。事業計画書を書いて何度も会社に提出しましたが、なかなか企画の力を信じてもらえなかったのです。
「社会人になるとチャンスはなかなかない。売れるものを作らなきゃいけないと言われ、挑戦しづらい環境です。新しいものを受け入れてもらえないこういった環境は変えたいと思っています」と仲田氏。
なかなか企画が通らないなか、今苦しくても頑張ろうと諦めず、ずっと胸に秘め機会をうかがっていました。
そして巡ってきたのが社内起業制度の募集です。

「バーチャル空間なんていつできるのか」と社員に言われたことに一念発起し、独学でCGのモデリングを学びました。
仲田氏はCGについてはまったくの素人でしたが、必死で勉強しCGのプレゼンテーション動画を作成。
そのプレゼンテーションが認められ、「REV WORLDS」が誕生しました。

未来のデジタルファッションとは?

「REV WORLDS」は伊勢丹だけの空間ではありません。
都市型のメタバース空間で、様々な企業や施設が地続きで存在する、もうひとつの世界です。
仲田氏は「皆さん一週間のなかでお財布を開いた時間はどのくらいですか?」と問いかけました。
買い物をしている時間はそこまで長くないでしょう。
「みんなメタバース空間で買い物だけをしたいわけではない。他のアバターと遊んだりコミュニケーションを取ったりできる、世界を作りたいと考えたんです」と、メタバース空間を舞台にした映画などを例に挙げながら説明しました。

ここで学生たちに課題が出されました。
「アバターが着用するデジタルファッションを起案してください」というもの。
アバターとはメタバース空間での『もう一人の自分』です。
ただ、「人と人が関わることで起こることは現実と一緒」と仲田氏。
ファッションは自己表現のツールとして使われます。ターゲットはこれからのデジタル時代を担う、α世代(小中学生の世代)。彼らがオンラインのコミュニケーションツールとして使いたくなるファッションを考えます。
仲田氏は「メタバース空間では、今までできなかったことができるようになる。頭のなかの未来のファッションを形にしてみてください」と話しました。

生成AIを使いこなせる大学生になろう!

最後に仲田氏は生成AIの使い方を学生たちに伝授しました。
「大学1年生で生成AIを使える人は少ない」と言い、「この講演を聞けば、皆さん生成AIを使えるようになりますよ」と話し始めました。
生成AIと言われると、難しく感じるかもしれませんが仲田氏は「AIは難しかったら意味がない」と言い、作りたいイメージを言葉で指示することで具現化するコツを教えてくださいました。

ただ、生成AIは技術が先行しすぎて、現代の倫理観に当てはまらないものも出てきています。生成AIの作成したものがアートとして良い悪いかなど、これからしっかり考えていかなくてはなりません。
「メタバースはなんでもできるようになる世界だからこそ、何をするかが大事になる。AIを身に付けただけでなく、倫理観も考えられる大学生になってください」と仲田氏は語りました。

このあとグループワークでそれぞれ生成AIを使って「未来のデジタルファッション」を作成しました。
今回の課題は、新しく設置した社会デザイン学科との学びの領域と親和性があるテーマで、新入生たちは自分の感覚を最大限に活かし、創造的思考を深めながら取り組みました。また、ファシリテーターとして参加した上級生の力も借りながら、チーム内で協力し、ターゲットやコンセプトを決めながら生成AIを使いつつ、オリジナルのアイディアを具現化させました。

その後、各グループ3分間プレゼンテーションを行いました。最後に、株式会社三越伊勢丹の関係者と本学部の教員による審査が行われ、優秀な提案・発表を行った6チームに賞が授与され、全体での講評もいただきました。また学生たちは今回の体験を振り返り、それぞれが自分の得意なところや苦手なところを認識し、今後の成長の糧としました。約一日と長い活動になりましたが、学生たちにとって未来に必要な視点や技術を知る貴重なイベントとなりました。

2024年5月28日

「女性とキャリア形成」の授業で味の素社長による「志」を持って働くことについての特別講義が行われました。

4月18日に共通教育科目「女性とキャリア形成」(担当:文学部国文学科 深澤晶久教授)の授業で味の素株式会社(以下、味の素)社長による特別講義が行われました。学生たちにとっても調味料やレトルト食品など、身近な製品を販売している企業です。学生たちは自分の「志」を問いかけられた刺激的な機会でした。

社会課題を解決するために創設された企業

この授業では進行を教授ではなく学生が行います。
担当のグループの学生から、本日の特別講師が紹介されました。
藤江太郎氏は味の素の代表執行役社長、最高経営責任者です。日本を代表する会社の社長として第一線で活躍される藤江氏。
ご多忙の中「今日を大変楽しみにしてきた」と本学に駆けつけてくださいました。

藤江氏は最初に「味の素の商品を知っていますか」と学生たちに問いかけました。
「冷凍餃子」と答えた学生に対し「嬉しいですね。あの商品は餃子がうまく焼けないというお客様相談センターに入った声がきっかけで改良したんですよ」と全国の家庭からフライパンを送ってもらい、使い古されたフライパンでも美味しく焼けるよう研究されたというエピソードを話されました。

味の素は1909年に東京大学の教授と神奈川県の企業社長が始めた、産学共同で作られた会社です。
「当時は日本人の栄養状態が悪かったのでおいしく栄養を取れる食品を作ろうと、社会課題を解決することを目的に創設されたんです」と藤江氏。

現在は130カ国以上の国と地域で事業を展開している味の素。大きな柱のひとつはもちろん食品事業です。
「もうひとつはあまり知らないと思いますが、アミノ酸を利用した医薬品や製品開発です」と藤江氏。
半導体の基板に使われる絶縁フィルムもアミノ酸製造から派生した技術が生かされていて、そのフィルムのシェアも高いのだと話されました。

学びの多かった2つの挫折

藤江氏は「小学校の頃はコックさんになりたいと思っていました」と語ります。
小さい頃から料理番組を見ては自分で作り、家族などに振舞っていたと言います。なぜ自分は料理が好きなのかと考えた時、料理を振舞うと友人や家族が喜んでくれるからだと気付いたと話しました。
「自分が幸せを差し上げれば差し上げるほど自分も幸せになる」と語りました。

高校時代は牧場経営に憧れ、北海道の牧場に修行へ。しかし多額の費用が掛かることを知り挫折。
大学時代にはウィンドサーフィンに打ち込み五輪出場を目指すまでになりましたが、上には上がいることを知ったと言います。
2つの挫折の経験から、藤江氏は熱意だけではダメなことがあると学んだと話しました。

対話をして社員の「志」を大切に

2022年に社長に就任した時、意識したのはASV経営だと言います。
ASVとは「Ajinomoto Group Creating Shared Value」の略で、事業を通じて社会課題を解決することを重視した経営法です。「企業が成長する原動力は資産です。その中でも人材、技術、顧客、組織といった無形資産が大切」と藤江氏。
そこで、藤江氏が重視したのが社員との対話です。社員一人ひとりがリーダーや経営陣に意見を伝えられる環境を作りました。
その中でよく聞いているのが社員の「志」だと言います。
社員の人生の志と、味の素の人・社会・地球のwell-beingに貢献するという志の重なる部分はどこか、小さくても良いので見つけて欲しいと話している、と言います。

藤江氏は「働き続けたい、選んでもらえる会社になっていきたい」と言います。
特にジェンダーの壁をなくすことをあげ「味の素の女性社員の比率は3割なのですが、女性管理職は12%のため、その点は課題」としました。
藤江氏自身も、無意識の偏見をなくしていく「アンコンシャスバイアス」の研修にも参加していると話しました。

「みなさんの志はなんでしょうか。書き出してみましょう」と藤江氏。「私の人生の志は『幸せの素』で世界をWell beingで満たすことです」と言います。
「あなたの人生の志と、例えば地球の問題や社会課題、実践女子大学の志と重なるところはどこか、見つけていってはいかがでしょうか。志を明確にし、楽しみながら自発的にそれぞれの個性にあった挑戦をすることで、明るい未来を作っていって欲しいと思います」と語りました。

リーダーであるために大事にしていることは?

学生たちはグループごとに感想や意見を交換。
その後、藤江氏と質疑応答の時間が設けられました。
「社長というリーダーの立場にあたり大切にしていることは?」という学生の質問には「リーダーにもいろんなタイプがいます。私は率先して引っ張っていくより、チームをまとめたり後押ししたりすることができると思っている。サポートするリーダーでありたい」と回答し、「自分はどういうタイプか考えるといい」とアドバイスしました。

「対話をする際に重視していることはなんですか」という質問には「双方向、マルチ方向を重視しています。それぞれの人に意見があるので言ってもらう。一方通行にならないように」と回答した上で、「あなたはどういうことを注意していますか」と質問した学生へ逆質問。
学生が「全員が意見を出せるように促し、否定せず耳を傾けています」と答えると、藤江氏は大きく頷き「皆が話しやすくなるリーダーシップですね」と同意されました。

その他にも質問は多く出て、藤江氏は「いい質問ですね」とそれぞれに真摯に回答くださいました。
最後に、受講学生を代表して学生から「経営者と社員の距離が近く、対話を大事にしているのが印象的で学びが多かった」と感想を伝え、藤江氏に大きな拍手が送られました。
学生たち一人ひとりが自分の「志」を考えるきっかけとなる講義となりました。

担当教員からのメッセージ

4年目を迎えるキャリア教育科目「女性とキャリア形成」には6人のゲストをお招きします。2024年度のトップバッターは、味の素の藤江社長です。藤江社長とは、お互い企業時代に知り合った仲間であり、当時から人を大切に思うお気持ちが極めて強かったという思い出があります。本日のお話しも、一人ひとりの学生に語り掛けて下さるお姿に、藤江社長のリーダーシップの形を感じました。とりわけ“志”というお話しは、大変印象的であり、先行き不透明な社会を生き抜く学生にとって、とても大切な考え方をお示しいただいたものと思います。藤江社長には、この場を借りて、改めて心から感謝申し上げる次第です。

2024年4月8日

ポイ捨てをなくすためには?渋谷区と渋谷モディと連携し啓発動画を作成するJミッションの最終発表会が行われました。

本学、キャリアサポート部の低学年向けキャリア支援プログラム「Jミッション」で、渋谷区と渋谷モディとの特別連携企画が開催されました。学生たちは渋谷区のポイ捨てをなくすための啓発動画作成に挑戦。2月27日には、1ヵ月の成果を発表しました。

実際の企業からの「ミッション」に挑戦

「Jミッション」とは大学1・2年生が対象のプロジェクトです。企業からのミッション(課題)について、学生だけで構成されたチームで約1ヶ月間グループワークを行い、最終日に成果発表を行うというもの。有志で参加した学生10名は学年も学部もバラバラです。3つのグループに分かれ、それぞれディスカッションを重ねてきました。この日はいよいよ最終発表会が行われました。

今回ご協力いただいたのは、渋谷区と渋谷モディの皆さんです。1月31日のキックオフミーティング時に、学生たちに出された課題は、『渋谷の街のポイ捨てを解決する動画を作成すること』。15秒と30秒の動画をそれぞれ作成しました。中間発表を経て、さらに内容をブラッシュアップしました。優秀作品は、渋谷モディの店頭と館内のデジタルサイネージに実際に流されるということで、学生たちは渾身の作品を作成して最終発表に臨みました。

きれいな渋谷は「当たり前じゃない」

1グループは、清掃員の方にインタビューをし、「その背中は当たり前じゃない」と啓発する動画を作成しました。
ターゲットは渋谷モディの前を通る大学生たちで、ごみ問題に関心を持ってもらうため毎日清掃している人たちがいる事実を伝えました。
「掃除をしている人達の努力に気付いた」と、街中で自分たちが実際に見たことを主軸に動画を作成し、きれいな渋谷を作る人を見える化。気持ちのいい毎日を迎えられることは誰かの努力に支えられている、当たり前のことではないと伝えることで、ポイ捨てをなくすことに繋げようと考えました。

あなたの力できれいな渋谷を

2グループも渋谷にくる若者がターゲット。
ポイ捨てされたごみや、ごみが溢れているごみ箱などを映し、「きれいな渋谷にしたくない?」「きれいな渋谷をみんなで創ろう」とメッセージを伝えました。見て見ぬ振りをしたくなるようなポイ捨ての現状をリアルに伝え、このままの渋谷ではいけないと思ってもらえるよう共感性の高いフレーズを使って訴えることにこだわりました。

文化の違いを越えてポイ捨てをなくすには

3グループは、外国人観光客をターゲットに据えました。
文化の違いにより、ポイ捨てが当たり前だったり、ごみが気にならなかったりする外国人観光客にどう訴えるかを考えました。そこで粘土で作った人形を動かすクレイアニメで、ポイ捨てに悲しむハチ公を表現。観光客に人気のあるハチ公の目線にすることで関心を持ってもらおうと考えました。
またクレイアニメは可愛らしく見やすいことから、観光客だけでなく幅広い世代に興味を抱いてもらうことも目的に作成しました。

学生たちの成長が見えた発表

すべての発表が終わり、審査員の方々が別室で真剣に話し合い、今回の優秀作が決定されました。優秀賞は3グループが受賞しました。
渋谷区、渋谷モディの方から総評もいただきました。『企業側』の立場から表現の仕方などアドバイスを頂いた一方、中間発表を受けての伸びしろやストーリー性など、どのグループも好評いただきました。
そして、最後に「春休みの貴重な時間を割いていただいてありがとうございました。1ヵ月間という短い期間でしたが、皆さんの成長を感じられ楽しい機会でした」と学生たちの頑張りをねぎらいました。

参加学生は、1ヶ月間という短い期間の中で、グループワークを重ね、『啓発動画』というそれぞれの個性が光る作品を完成させました。
今回のJミッションを通して、学内、学外とのつながりをつくり、グループ一丸となってミッションに取り組んだことで、個々の成長に寄与することができました。

楽しんで全員で意見を出し合えた

優秀賞の3グループの学生たちには授業後にインタビューを行いました。

「私は2年生なのですが、Jミッションは1、2年でしか参加できないということで最後の機会だと思い、思い切って参加しました。ミーティングはWeb会議ソフトを使って進めました。私は動画を作ることがは苦手なのでどうなるかと思ったのですが、意見の言いやすいメンバーでとても楽しかったです。就活としても、学内の企画なのでインターンシップをいきなり受けるより安心して取り組めました」

「美学美術史学科の1年です。今回のJミッションには、『動画を作成する』との記載があったのを見て参加しました。もともと動画を作ってみたいと考えていたので、チャンスだと思いました。私が粘土でキャラクターを作ってきたことで、クレイアニメで動画を作ることになりました。採用されて嬉しかったです。動画の作成は何日もかかりましたが工程も楽しかったですし、先輩たちと繋がりができたこともとても嬉しいです」

1位の作品は渋谷区役所と渋谷モディのデジタルサイネージで、さらに2位の作品は渋谷区役所のサイネージで、実際に今回作成した動画が流れる予定です。(※4/15まで全作品放映中です。)

 ※下記動画は学生が制作した作品です。

2024年4月5日

”服装自由”の時は何を着る?「演習IIB」で青山商事とコラボ授業!
就活生の服装の悩みを解決するプレゼンテーションに挑戦しました。

2年生対象の「演習IIB」(担当:人間社会学部人間社会学科 広井多鶴子教授)の授業で、12月19日に青山商事株式会社(以下、青山商事)とのコラボ授業が行われました。11月に、就活生の服装の悩みに向き合う「#きがえよう就活」プロジェクトの一環として「就活服の悩みをどう解決するか」というテーマが出されており、学生たちは6グループに分かれ、課題解決法を考案。この日は、青山商事から6名、株式会社ニューズピックスから1名の方々が来校され、学生たちは皆様の前でプレゼンに臨みました。

自分らしさをどう表現する?

最初のグループ①は「オフィスカジュアルのサブスクリプション」と題して発表を行いました。
オフィスカジュアルとはどのような格好をしたらいいのか分からないという就活生の悩みに注目。女性に人気のファッションサブスクを参考にして、青山商事が就活生向けサブスクを展開することを提案しました。
若者向けのトレンドを抑えたオフィスカジュアルが、月に2回届く仕組みです。
青山商事の方からは「まさに若者たちが着たいと思う服を社内でブラッシュアップしているところなので、背中を押された気持ちになりました」というコメントがありました。

グループ②は、就活で結局黒スーツを選んでしまうのは、悪目立ちしたくないなどの保守的な意見が多いからと分析し、「就活は学生が企業を選ぶ側でもある」という自信を持つべきだと考えました。そこで、服装自由な企業にプロジェクトのロゴマークを提示してもらうことを提案。
就活生がロゴマークを見て企業を選び、安心して個性の出せる服装ができるようにします。
青山商事の方からは「自分が企業を選んでいくんだという意識を作っていく案になっている」と評価されました。

オフィスカジュアルって難しい!

続くグループ③は、SNSを利用する案を考えました。就活生の多くは、企業がどのような意図で服装自由にしているのか分からずに不安を感じていることに着目しました。
服装で評価が変わると思っている学生と、服装はそれほど重視していない企業の意識の隔たりをなくすため、大学生の約8割が利用しているInstagramを活用し、「#きがえよう就活」のタグを広めることを提案しました。
「服装の例として画像を上げるのに、Instagramは相性がいい。ぜひ検討させていただきたい」と青山商事の方から前向きなコメントをいただきました。

グループ④は、メンバー全員が黒スーツで就活をするつもりでいたことを告白。スーツ以外を選ぶためには、オフィスカジュアルを気軽に購入できることが必要だと考えました。
そこでアパレル企業等に協力してもらい、サンプルとして載っている服装の中から購入できるサイトを考案。
また服装についての疑問やレビューを書いたり投票できたりする機能を付け、就活生と企業との双方向のコミュニケーションが取れるようにしました。
講評では「レビューや質問で学生からもアクションできるのがいい。みんなが知りたいことがわかる仕組みになっている」と着眼点について高く評価していただきました。

服装の基準を分かりやすく

グループ⑤はクールビズにフォーカスしました。
就活生は夏の面接やインターンでスーツを着用しなければならないことに不満を持っていることに着目。クールビズに明確な定義がないことが原因と分析しました。提案は服装のピクトグラムを作成すること。
企業の採用ページにピクトグラムを提示してもらいます。
青山商事の方からは「悩みの解決方法が分かりやすく、最後まで筋の通った良いプレゼンでした」「賛同企業を増やすためにも、ピクトグラムは取り入れやすくて良いと思いました」というコメントをいただきました。

最後のグループ⑥は、服装自由が言われる一方でスーツで来てほしい企業もあることが就活生を悩ませている原因と分析。企業から就活の服装の例を挙げてもらうことを提案。採用ページに面接時の服装や、面接官の服装を載せてもらうようにします。
また、Instagramで「#インスタ就活プロジェクト」のタグを作り、各企業に就活向けの情報や服装を発信してもらいます。
青山商事の方からは「認知を広げるにはInstagramは相性がいい」「面接官の服装は確かに就活生が気になるポイントだ」という感想が寄せられました。

これからの就活が楽しくなるように

全発表終了後、優秀なプレゼンのグループが表彰されました。
「#きがえよう就活」賞に選ばれたのはグループ④。
受賞した学生からは「中間発表の後、一から考え直しましたが、賞をいただけてよかったです」「内容は難しかったがみんながそれぞれ自分の役割を果たしました」と喜びのコメントがありました。

「#きがえよう就活」賞を受賞したグループ④

もう一つの青山商事賞は、グループ⑤でした。
受賞した学生は「途中企画倒れになりかけてどうなるかと思いましたが、形になって良かったと思います」「スーツ以外で就活してみたくなりました」などとコメントしました。

青山商事賞を受賞したグループ⑤

最後に青山商事の平松氏から「みなさん、まじめに課題と向き合ってくれました」、「SNSなど学生目線の提案が、大変参考になりました」というコメントがありました。
そして、「今回の課題を通して、就活が少しでも楽しくなったらいいなと思います」ということばで、授業を締めくくってくださいました。

担当教員からのメッセージ

人間社会学科 広井多鶴子

当初、学生たちは、就活は黒のスーツが当たり前と思っていましたが、調べ、考え、話し合う中で、自分たち自身の固定観念に気づき、新たな考えをまとめていきました。そして、「自分たちは企業に選ばれるだけの存在ではなく、自分たちが企業を選ぶ存在だ」というように発想を転換!! 当たり前だと思っていることを問い直すことのおもしろさと重要性を実感できたのではないかと思います。

最終のプレゼンテーションは、中間発表よりもかくだんに完成度が高くなっていました。学生たちは、ほんの数週間でみちがえるように視野を広げ、根拠と説得力のあるプレゼンへと作り替えました。

それは、青山商事のみなさんの仕事への熱意と真摯さが学生たちに伝わったからだと思います。

学生からは、「本格的な産学連携授業は初めてで、実践的な学びが得られた」「企業の方から直接アドバイスをもらえる貴重な機会だった」といった感想が寄せられました。
何度も大学に足を運び、丁寧で的確なアドバイスをしてくださった青山商事のみなさんに、心より感謝いたします。

2024年4月3日

式場の強みを生かして素敵な結婚式を考案!「実践キャリアプランニング」の授業で結婚総合情報誌ゼクシィとコラボした特別授業が行われました。

1月15日に、共通教育科目「実践キャリアプランニング」(担当:髙橋裕樹特任教授)の授業で、株式会社リクルートのゼクシィ編集部(以下、ゼクシィ)との特別コラボが行われました。テーマは「設定の結婚式場でカップルがやりたいと思うセレモニー・パーティ演出を考える」です。設定会場は渋谷にある株式会社エスクリ(以下、エスクリ)の「ラグナヴェールアトリエ」。文学部美学美術史学科2年の学生たちは、グループワークで式場の強みや今のカップルが何に興味があるかを調べ、企画をまとめこの日のプレゼンに臨みました。

 ※初回授業の様子はこちら

絵本やアートをコンセプトに

ゼクシィ編集長の森氏やデスクの吉松氏、全国で結婚式場を運営する株式会社エスクリ(エスクリ)の松田氏など企業の方を前に学生たちのプレゼンは始まりました。

最初の発表は6班。
絵本の世界をコンセプトとして考えました。
緑にあふれた温かい空間にし、絵本に出てくる有名な料理を出したり、クロスを使わずにテーブルの木目を生かしたりと、緑の多い設定会場の特色も生かし提案しました。

次の4班は、西洋アートをコンセプトに提案。
ゴッホの「ひまわり」など西洋美術のひとつの作品を題材にします。
新郎新婦によるイミテーションケーキの飾り付けや、参加者もドレスコードを決めてサンドセレモニーなどでアートを作るのに参加します。
各班の発表後は企業の方々からコメントをいただきました。
森氏は「ターゲットのカップルがやりたいこととクライアントである会場の魅力を考えていると思いました」と感心されました。

8班はナイトウェディングを考案しました。
バージンロードを天の川に見立て、テーブルの装飾も電球やキャンドルで星を表現するなど、渋谷の夜景を合わせて夜の雰囲気を出します。
お色直しも星空のようなシックなドレスを提案しました。
発表後、学生は「話し合ううちに話が広がって、テーマを絞るのが難しかったです」と話しました。

会場の雰囲気作りも大事!

5班は花に囲まれた結婚式を提案しましたました。
家にいるようなくつろぎを演出し、映画を見るよう時のようにポップコーンを食べながらウェディングムービーを鑑賞。
ウェディングケーキにプロジェクションマッピングで花の装飾をすることなども考えました。
エスクリの藤田氏は「白いケーキにプロジェクションマッピングをする案は新しく、なかなか思いつかないです」とコメントされました。

次の1班は「光と色彩の結婚式」と題して、西洋美術の印象派画家・モネをテーマに考えました。学生たちは実際に美術館で開催されていた「モネ展」に足を運んだ際に、20代女性の来場者が多かったことからコンセプトに選んだと話しました。
セレモニーは有名なモネの「庭園」を、披露宴は「睡蓮」をモチーフに内装を調え、各テーブルに水中花を置くなど会場の雰囲気作りをしました。

9班はファッショナブルをテーマに、ゲストのドレスコードなしという斬新なアイディアを提案。
また出入口にさまざまな種類の花を置き、ゲストは好きな花を1本選びテーブルの花瓶に差すことで、一人ひとりのカラーを大切にするコンセプトを表現しました。
藤田氏は「花を持ち寄るなどしてそれぞれテーブルに飾るのは、実際に流行っているアイディア」と話しました。

カップルもゲストも居心地よく過ごすためには

7班は新郎新婦もゲストも自然体でいられる披露宴が良いと考えました。
テーブルには座席指定がなく、コミュニケーションを取りやすい時間も設けます。
新郎新婦がテーブルを巡りやすいように各テーブル2席余剰に置くなど、空間演出も考えました。
学生からは「結婚式に対してぼんやりしたとイメージしかなかったが、皆でアイディアをすり合わせられて良かった」と感想がありました。

2班は某童話をテーマに選択。
7人の小人の衣装を着たバンドが演奏したり、女王の鏡をモニターで映し開会のご挨拶をしたり。他にもリンゴのお酒で乾杯などモチーフをふんだんに盛り込み、ゲストも映える写真を撮りたくなるような案を出しました。
森氏は「人気キャラクターや物語の設定などとコラボをすることが出来たらとても人気が出そうと思いました」と評価。
藤田氏も「女王の鏡の案などはブライダル業の人間からはなかなかでにくい斬新な案だと思います」と話しました。

最後は3班。
新郎新婦が好きな映画をモチーフにした披露宴を考えました。
例えば某映画のオープニングロールでご挨拶があったり、それに纏わる衣装をテーマにお色直ししたりなどを提案しました。
学生たちは「最初はなかなか案が出なかったが、皆で協力できてよかった」と感想を述べました。

新しいアイデアを創出

終了後、企業の皆様による審査があり、1位から3位までが発表され賞品がプレゼントされました。

3位は4班。
カップルの幸せを考え、企画にしっかり向き合っていたと評価されました。

2位は絵本の世界観で統一した6班です。
学生からは「まさか選ばれると思っていなかったけれど、グループ全員協力的に進められたと思います。頑張れてよかった!」と感想がありました。

そして1位は1班でした。
コンセプトが企画全体に行き渡っていたと評価をいただきました。
森氏は「参加者の心情から会場の強みまで分かりやすくまとめられていて、取り入れてみたい案も沢山ありました」と話されました。
学生は「同じ課題の中で、こんなにいろんなアイディアがあるんだと思った。直接フィードバックもいただけて貴重な体験でした」と話しました。

最後に総評をいただき、エスクリの松田氏からは「新しい考えや発見がありました。私はコンセプトや汎用性などから9班が一番良かったと付け加えておきます」と話されました。

森氏も「ここまで仕上げていただいて感動しています。企画のアイディアに、キーワードやコンセプトを作って考えていくことは、これから社会に出ても役立つと思います。これからも頑張ってください。」と学生たちをねぎらいました。

2024年4月3日

ターゲットが是非挙げたいと思う結婚式を考えよう!「実践キャリアプランニング」の授業でゼクシィとの特別コラボが始まりました。 

12月4日に共通教育科目「実践キャリアプランニング」(担当:髙橋裕樹特任教授)の授業で、株式会社リクルートのゼクシィ編集部(以下、ゼクシィ)との特別コラボが始まりました。初回のこの日はオリエンテーションが行われ、マーケティングについてと、そもそも結婚式とはどういうものなのかについて学びました。文学部美学美術史学科2年生の学生たちがグループワークで結婚式の企画を考え、1月にプレゼンテーションに挑戦します。

一緒に生きていく瞬間を応援する

ゼクシィ編集長の森氏やデスクの吉松氏、全国で結婚式場を運営する株式会社エスクリ(エスクリ)の竹野氏など企業の方を多数お招きし、授業は始まりました。
今回の授業で、学生たちは実際に企業で行われているマーケティングの手法を使い、ターゲットの気持ちを捕らえた新しい結婚式の企画を考えます。

まず森氏からゼクシィについての紹介がありました。
森氏が「ゼクシィを知っていますか」と問いかけると、学生のほとんどが手を挙げました。
ゼクシィは今年30周年を迎える結婚情報誌で、結婚式場やウエディング関連の情報を発信しています。

ただ、現代は結婚と結婚式は当たり前ではない時代。結婚式を挙げない、結婚自体もしないという選択をするカップルも多いのが現状です。
森氏は「今は結婚に限らず多様なパートナーシップがある。私たちは結婚に限らず、誰かと一緒に生きていく瞬間を応援していく仕事です」と話しました。

多様化する結婚のかたち

では、そもそも結婚式とどのようなものでしょうか。
基本的に結婚式とは、挙式と披露宴のセットです。
挙式は二人が誓い合う儀式を行うもので、チャペルなどで行うキリスト教式や神前式が一般的ですが、ゲストに誓う人前式などもあります。
披露宴は二人のお披露目の場で、感謝を伝え祝福を受けます。両親への感謝の手紙や、お色直しなど一般的な流れはありますが、最近ではその基本的なセットを行なわない、行なっても自分達なりにアレンジをするカップルも多いです。

「当たり前やこうしなくてはいけないということがなくなり、2人らしさを求められている」と森氏。
ではどのような結婚式なら挙げたいと思うのか、を考えていくことが求められます。

どんなコンセプトの式にする?

ここで学生たちに課題が出されました。
お題は「ターゲットカスタマーがクライアントの結婚式場で、やりたいと思うようなセレモニー・パーティ演出を考える」。
ターゲットと、式場はあらかじめ定められていますが、どのような内容の結婚式にするのかは一から学生たちが考えます。

ここからは吉松氏からマーケティングについての簡単な説明があり、その中で「コンセプト」についての話がされました。
コンセプトとは企画のぶれない方向性を定めたもの。「企業や商品など、どんなものにもコンセプトがある」と吉松氏は話します。
例えば本学、渋谷キャンパスの3階にある図書館は「人と情報が触発し合うオープンスペース」がコンセプトです。

そのコンセプトを考えるためにはターゲットのニーズを知ることが大切。そのために必要なことが調査やインタビューです。
しかし直接「何を求めているか」を聞いてもすぐに答えられる人は少ないもの。何が好きか、どんなことが苦手かなどを深堀することで、潜在的なニーズを見つけていきます。
「求めているものを引き出すために沢山回り道をして質問をしている」と言い、「大学卒業後も必要になるノウハウだと思うので頭の片隅に覚えておくと良いかなと思います」と話されました。

式場に合った結婚式を

そして今回のクライアントは式場です。
思いついた結婚式のアイディアが実際にできるかどうかは、式場に確かめる必要があります。
そのためにクライアントの式場を取材することも大事な過程です。「取材を通して、そのクライアントのことを何でも知っている状態になることが大事」と話されました。

本課題のクライアントであるエスクリの竹野氏から、エスクリについての紹介がありました。
エスクリは結婚式場運営会社。2003年に創業し、それまでなかった大都市の駅チカに式場を作り、業界にインパクトを与えました。
それまで結婚式場と言えば、郊外の広い場所や非日常感のある建物が一般的でしたが、ゲストが集まりやすい場所として商業施設の最上階などビルの中に式場を構えたのです。そのスタイルは受け入れられ、現在は全国27の式場を運営しています。

どんな結婚式ならやりたいか考えよう

今回の課題の設定会場は渋谷にある「ラグナヴェールアトリエ」。
竹野氏は「渋谷は文化の発信地。結婚式も同様に従来のやり方だけではなく、2人らしい結婚式を描けるように」とアトリエという名前、空間にしたと説明しました。なるべく創造性を発揮できるようあえて華やかなものは取り除き、装飾やデザインなどは控えめな空間になっております。

ただ、ターゲットであるカップルは建物の雰囲気やデザインだけで会場を決定する訳ではありません。どんな演出やプログラムが出来るのか、その演出を通してどんな時間を過ごせるのか、どんな感情を得られるのかを考えて企画を考える必要があります。
竹野氏は「皆様の企画で私たちもヒントを得られたら嬉しいなと思っています」と学生たちのプレゼンに期待を寄せました。

講義が終わると早速グループワークが開始されました。
森氏や竹野氏もグループを回って、学生からの質問を受けたりアイディアの相談に乗っていたりしました。
今回のアイディアは今後、実際に結婚式のパッケージとして使われる可能性もあります。学生たちはプレゼンテーションに向け真剣に話し合っていました。

 ※学生たちによる結婚式の企画プレゼンテーションの様子はこちら

2024年4月3日

障がいのある方たちが活躍するには?「福祉社会学」の授業でアイエスエフネット社長によるダイバーイン雇用についての講演が行われました。

11月9日に「福祉社会学」(担当:人間社会学科 山根純佳教授)の授業で、株式会社アイエスエフネット(以下、アイエスエフネット)代表取締役の渡邉幸義氏による「ダイバーイン雇用」についての特別講義が行われました。多様化する社会において、すべての人が働けるとはどういうことか、実際の取組紹介などを通して学ぶ貴重な機会となりました。

20歳の時に起業を決意

アイエスエフネットは2000年に創設。
クラウドサービスやネットワークを整備するITインフラ企業です。渡邉氏は「20歳のときに2000年に起業するぞと決めました」と言います。そこから逆算して計画を立て、宣言通りに起業したのです。
「自分は何もできないと考えている人がいるかもしれませんが、一歩踏み出さないと何も起こりません」と行動することの大切さを、まず学生たちに伝えました。

渡邉氏は「『タイパ(タイムパフォーマンス)』と言う言葉が流行っていますが、考えていただきたい言葉です」と言います。
なぜなら、時間で管理していると効率が優先されてしまうのでダイバーイン雇用の推進が進まないのではないか、と講演が始まりました。

マイノリティは本当に少ない?

日本の障がい者の割合は7.6%。およそ15人に1人が何らかの障がいを有している計算です。
そして「その障がい者には親や家族がいます」と渡邉氏。
単純計算で全人口の5人に1人は障がいと共に生活している人たちなのです。
またセクシュアリティマイノリティを意味する「LGBTQIA」の当事者層は9.7%。ここ数年でセクシュアリティマイノリティの存在は急速に認知されていますが、企業では依然男性・女性の考えしかなく、知らずに相手を傷つけてしまうことも多くあります。

こういったマイノリティの人々と共に働くというひとつの形が、アイエスエフネットでの「ダイバーイン雇用」です。
ダイバーインとは、多様性を意味するダイバーシティと、受け入れるという意味のインクルージョンを掛け合わせた造語とのこと。多様な個性を受け入れることを目指した言葉です。

なぜダイバーイン雇用をするの?

ダイバーイン雇用を始めたきっかけは、会社を立ち上げたときに「無知識・未経験者の採用から始めたこと」と言います。
IT知識がなくても応募できるため、多くの応募があり人柄で選ぶことが出来たと話します。
しかし、採用した社員が決まった時間通りに出勤をしなかったり、勤務中にずっと寝ていたり…人柄は真面目で良い人ばかりなのに何故だろう、と渡邉氏は不思議に思い、根気強くヒアリングをしたり病院に通うよう促したそうです。
すると問題行動のあった人たちの9割に病気など何らかの原因が判明したと言います。
その人自身の意識の問題ではなかったのです。

障がいのある人たちに配慮し、働きやすい環境を整えることは簡単ではありません。
しかし「そういった方々は環境を整えたら、上手くパフォーマンスを発揮することができる」と渡邉氏は言います。
「人材」から「人財」へ変わったのです。
現在では、場合によっては専門医師と協力し、原因を突き止める体制が取られていることを紹介されました。

さらにアイエスエフネットでは、多くの女性社員も活躍しており幹部クラスもたくさんいます。
女性は、家庭と仕事の両立が難しく、出産や介護などのライフイベントにより仕事を辞めパートになる方が多いです。
「(学生たちに)就活をするにあたって、育休制度などは必ず確認してください」と渡邉氏は言います。
一定の基準を満たした子育てサポートに取り組んでいる企業に対して、国が認定した「くるみん」マークがあるかなどを調べたり、採用担当の人事に聞いてみるのもよいとコツを伝えました。「給料の良い企業に入社しても、辞めてしまっては意味がない」と生涯年収を考えることの大切さを伝えました。

渡邉氏は「根気強く傾聴し相手を知れば、どんな方でも問題なく仕事ができます」と力強く言い、「皆さんがこれから社会人として経験される中で、マイノリティとマジョリティという壁を取っ払って色んな方に目を向けていくことが大事です」と学生たちに語り掛けました。

学生たちによる質疑応答

講演後には、質疑応答の時間があり、学生たちから手が挙がりました。
「会社の施設で合理的配慮をしている例を教えてください」という問いには、渡邉氏が「群馬県沼津市では身体障害者用の車を3台購入し、トイレをバリアフリーにしました。東京では配慮されているところも多いですが、地方ではまだであることが多いです」と回答されました。
マイノリティとマジョリティ、障がいがある方との付き合い方など学生たちにも気付きの多い講演となりました。

2024年3月15日

子どもと触れ合える紙の遊びを作ろう!「幼児教育法」の授業で学生たちがシーイーシーの子育てアプリのコンテンツ製作に挑戦しました。

幼児保育専攻科目「幼児教育法」(担当:生活科学部生活文化学科 井口眞美准教授)の授業で、株式会社シーイーシー(以下、シーイーシー)との特別コラボが行われました。企業の社会貢献活動の1つとして開発中の子育てアプリのコンテンツを学生たちが考えます。学生たちは楽しくも真剣に作品作りに取り組みました。

ITシステム企業の社会貢献

子育てアプリ「at Claps(アットクラップス)」の企画者であるシーイーシーの橋本涼子氏が登壇され、まずは簡単にシーイーシーの会社の紹介がありました。「56年続く老舗のIT企業であるシーイーシーをなんで皆さんが知らないかというと、企業や団体に対してシステムを提供しているからです」と橋本氏が話します。日本を代表する製造業や金融業、物流、公共まで幅広い業界に対し、ITサービスを提供しているそうです。

現在の企業はただ利益を求めるだけではなく、社会に対して貢献することが求められているという背景を説明しつつ、「シーイーシーも積極的に社会貢献への取り組みを行っていますが、企業が成り立つには社会が安定している必要がある」と語る橋本氏。企業が社会に還元することで社会がよりよい方向に向かい、企業もより成長することに繋がります。 橋本氏は「社会貢献活動は従業員のモチベーションアップにも繋がります。私もその内の1人です」と、自分が行っている社会貢献活動にやりがいを感じ、企業に対しても誇りを持つことができる好循環があることを語られました。

母としての強い思いから生まれたアプリ

シーイーシーは地域活性化や医療支援、災害支援やスポーツ振興など多くの社会貢献活動に取り組んでいます。「子育ての課題を解決したい」という強い思いをもつ橋本氏が新たな社会貢献として企画されたのが、紙のおもちゃを手軽に印刷できる子育てアプリ「at Claps」だそうです。

そこまでの思いが生まれたきっかけは橋本氏自身の経験によるものでした。長女を出産後仕事と家事の両立に必死で、あまり子どもと遊ぶ時間が取れず、懐かなくなってしまった際、保育園の先生に「大変だと思いますが娘さんのことを見てあげてください」と言われたそう。当時のことを振り返りながら橋本氏は、「娘と一緒に過ごす時間を作ろうと決めたことがこのアプリを企画するきっかけでした」と語りました。また、2人目は未熟児での出産となってしまい、子どもはもちろん橋本氏の命も危ない状態に。今ではお子さんもすくすく成長しているそうですが、その時の経験から「社会貢献がしたい」という思いより強まったと話しました。

子どもと紙を使ったコミュニケーションを

「at Claps」は、紙のおもちゃを手軽に印刷できる子育てアプリ。「公園に行くよりも、家で娘と一緒に紙を使った手作り遊びをすると、すごく温かい時間が過ごせた」という体験がヒントになりました。紙で作った作品は残るので、部屋に飾っておくこともできます。たとえ時間は短くとも質の高いふれあい時間を提供するのが「at Claps」の目的とのことです。

また、手を動かすことで脳に刺激を与え、子どもの成長や学びをサポートすることもできます。保育園の先生からも知育系のコンテンツは人気が高いものの、なかなか集約されたものがなく探しにくいという難点があります。「弊社では、そういった知識が少ないので、今、幼児保育を勉強している皆さんからアイディアをいただきたいなと思っています」と橋本氏は学生へ期待を寄せました。

紙の遊びを作ろう

学生たちも「at Claps」のコンテンツ作りにチャレンジ。お題は「遊びで身に付くコンテンツ製作」です。子どもの対象年齢は3~8歳頃まで、紙を使った遊びであればなんでも可。例えば点をつなぐとイラストになる「点つなぎ」は順番通りに線をつなぐことで数を覚えられます。塗り絵では動物や果物などの名前を覚えたり、英語に親しんだり。頭を使う遊びとして、ちぎり絵や迷路もあります。いくつかの例の紹介があった後、学生たちに紙が配られました。

まずは「何にする?」「こういうのあったら面白いかも」などと学生同士で話し合いながらアイディア出し。アイディアが固まった学生から書き始め、最初は賑やかだった教室は徐々に静かになり、最後は全員真剣にコンテンツ作りに取り組んでいました。

たくさんのアイディアがコンテンツに

30分ほど製作の時間が取られ、最後に発表。一人ずつ作品を映しながら簡単に紹介していきました。
点つなぎのクリスマスツリー、着せ替え人形、間違い探し、クロスワードや神経衰弱、福笑い、塗り絵などなど。いくつかのものを春夏秋冬に分類するものや、水槽に好きに魚を貼って水族館を完成させるもの、具を盛り付けてラーメンを完成させるもの、時計の針を動かして時間を覚えるものなども。変わり種ではトンボ眼鏡や4枚のイラストを好きにつなげてお話を作るというアイディアもあり、まさに十人十色、様々なアイディアが飛び出しました。

発表後、橋本氏は感激の面持ちで、「ほんとうに皆さん素晴らしいアイディアで驚きました。必ずアプリに載せさせていただくので楽しみにしていてください」とコメントしました。著作権が譲渡されたコンテンツはシーイーシーが預かり今年の3月にリリースされる予定のアプリに掲載されます。

担当教員からのメッセージ

事前打ち合わせでは、橋本氏らと「一人で考えるのは難しいだろうから、グループでアイディアを持ち寄って作品を完成させよう」と計画していたのですが、学生一人一人が、予想以上に素敵なアイディアを生み出していく様子を見て、予定変更。各自でコンテンツを考案することとなりました。学生たちは、豊かな発想力、創造力、自己表現力等、幼児保育専攻の専門性を発揮し、コンテンツ開発に取り組んでいました。学生のみならず関わった教員共々、コンテンツ公開がとても楽しみです。