社会連携プログラム
SOCIAL COOPERATION PROGRAM
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2021年12月8日

学生が闘牛場で実践オリジナル開発の「マスク」「金平糖」を販売!岩手県久慈市と社会連携プロジェクト(10/17)

本学の学生が10月17日(日)、岩手県久慈市山形町の「平庭高原闘牛場」会場で、自らパッケージデザインを手掛けた「マスク」と「金平糖」を販売しました。久慈市と本学の社会連携プロジェクトとして行われ、闘牛場で行う「実践女子大オリジナルグッズ」販売は初の試み。闘牛見物を楽しみに訪れた来場者に、本学と久慈市の絆をアピールしました。

英文学科の3人がデザイン・販売

闘牛場でグッズ販売に奮闘したのは、公募で選ばれた文学部英文学科3年の川島梨楠さんと常盤優佳さん、徳山瑠奈さんです。3人は、久慈市と本学が今年度取り組んだ新商品開発に学生ボランティアとして参加。今回開発した「マスク」と「金平糖」のパッケージデザインを担当しました。

英文学科の3人を遠藤久慈市長が激励

凍える寒さのなか奮闘

平庭高原闘牛場

当日の販売は、11時の大会開始を前に、午前8時半には入り口付近に入場待ちができたため、開始時間を繰り上げてスタート。3人は揃いのピンク色の実践女子大学法被に身を包み、約6時間、マスクと金平糖の販売に声を枯らしました。ただ、外は生憎、気温4度という東京では考えられない寒さに加え、正午には降り出した雨がみぞれに変わるような悪天候。寒さに震えながらの3人の頑張りが光りました。

秋の「もみじ場所」で販売

また、実践グッズ販売が行われた闘牛大会は、年4回定期開催される大会のうち、10月に開催される「もみじ場所」です。同闘牛大会は東北唯一の闘牛大会として知られ、久慈市の観光行事として定着しています。今回、闘牛場入口付近に本学独自の売り場が設けられ、17日の1日だけでマスク100個、金平糖300個の完売を目指しました。

 このうち、マスクは男女兼用で、黒の布地の中に小さく描いた赤い牛の絵柄をワンポイントにあつらえました。また金平糖は、容器のガラス小瓶に牛の絵柄を描き、オレンジ、ピンク、黄の3色の絵柄を用意。価格はマスクが700円、金平糖が800円(いずれも税込)です。

本学オリジナルの「マスク」と「金平糖」

柵内でアピールするサプライズ

柵内を練り歩き本学をアピール

闘牛主催者から嬉しいサプライズもありました。普段は関係者以外許されない闘牛場の柵内に入り、本学グッズを宣伝することを認めてくれたのです。午後12時半すぎ、3人は市職員4人とともに意気揚々と闘牛場内を一周。大学名やグッズ名を連呼して練り歩き、980人近い観衆から拍手喝采を浴びました。

 また、遠藤穣一久慈市長も闘牛場に駆け付け、グッズ販売で奮闘する3人を激励しました。

SNSでグッズや大会を発信

このほか、学生はグッズ販売を契機にSNSによる情報発信も試みています。Instagramに「jissen.togyu」のアカウントを9月中旬に開設。久慈市の情報発信や闘牛大会の広報活動に取り組みました。目標100人のフォロワー数に対し、最終的に105人を獲得、関係者を喜ばせました。

 本学と岩手県久慈市は2019年2月、包括的連携協力協定を締結しました。この協定の一環として秦英貴学長特別顧問と学長室が中心となり、本学職員と久慈市役所職員が闘牛場での実践オリジナルグッズの販売を企画しました。

〔「闘牛場で実践グッズ販売」プロジェクトの流れ〕

08月02日キックオフミーティング。学生ボランティア3人に対する趣旨説明や自己紹介
08月06日久慈市役所とZOOMミーティング。新商品候補の検討
08月20日新商品候補の製造現場を見学
08月30日久慈市役所とZOOMミーティング。新商品を「マスク」と「金平糖」に決定
10月16日現地入り。闘牛場を下見。
10月17日大会当日
アイデアを練る学生3人
久慈市職員とZOOMミーティング
新商品に「マスク」と「金平糖」を決定

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