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2022年10月24日

ラジオ日本「関澤邦正のリバーサイドTALK」に出演した学生へインタビュー!貴重な経験について感想を伺いました。

毎週金曜日11:30~12:00に放送されているラジオ日本「関澤邦正のリバーサイドTALK」に、8月、実践女子大学の学生が特別出演しました。昨年12月に同番組に深澤教授が出演し、教授が番組に出演してみたい学生を募ったところ、8名の生徒が手を挙げました。そのうちの3名、服部真奈さん(文学部英文学科3年)・石川穂乃佳 さん(文学部英文学科3年)・藤島詩歩さん(文学部英文学科4年)にお話を伺いました。藤島さんは現在カナダへ留学中のため、オンラインで参加くださいました。貴重な経験であるラジオ出演が、彼女たちにどのような刺激を与えたのかを伺いました。

新たな自分の魅力の発見にもつながったラジオ出演

―まず、ラジオ出演に立候補した理由は?

服部さん:ラジオ出演という貴重な機会は、逃したらもうないと思いました。

石川さん:私も一生のうちでラジオに呼ばれることなんてないだろうと思ったので、貴重な経験のチャンスを逃しくたくないと立候補しました。

藤島さん:やらない理由はないと思いました。何事も経験することを大切にしているので、一度きりの人生でできることはすべてやりたいんです。

―皆さんチャレンジ精神が旺盛で、前向きに立候補されたのですね。では、収録ではどんなことを話しましたか?

服部さん:コロナ禍の大学生活や将来の夢、大学生のうちにやりたいことなどを話しました。英語に興味があるので、私も藤島さんみたいに大学生のうちに短期留学などで生の英語を勉強したいことを伝えました。

石川さん:私は「Jスタッフ」というオープンキャンパスを運営する有志のリーダーをやっているので、その活動について詳しく聞かれました。

藤島さん:私はいま留学中ですが、大学入学当初は英語ができなかったのでそれをどうやって高めていったかなどを話しました。あとは4年生なので卒業後の展望などを中心に話しました。留学を経て世界を広げ、英語をいかした国際関係の仕事に就けたらということを話しました。

―OAは誰に聞いてもらいましたか?また、反響はどうでしたか?

服部さん:母親に聞いてもらいました。一番身近にいる存在なので。「大学生活のことや将来についてラジオを通して聴くのは新鮮だった」と言われました。

石川さん:家族にはもちろん、インスタグラムでも宣伝して、友達にもたくさん聞いてもらいました。OAのあともたくさん声をかけられて反響の大きさを感じました。家族からは「声のトーンが良くて聞きやすいから話す職業も向いているのでは」と、自分では気づかなかった強みを教えられました。

藤島さん:私も家族に聞いてもらいました。楽しんでもらえたようです。母からは、私が話すのが好きなのでしゃべるのを生かした仕事を勧められました。

発信が身近な現代社会で「ラジオ」はどんな存在か

―SNSなどで発信するのとラジオではどう違いましたか。

服部さん:SNSだと自分が思っていることを自由に発信していましたが、ラジオでは慎重に言葉を選び、ゆっくり話すことを心掛けました。聞き手、受け手を意識したことが違いました。

石川さん:パーソナリティの関澤さんと世代が離れているので、会話が弾むように話すよう心掛けました。

藤島さん:SNSだと受け手を意識することはないですが、ラジオは言葉のキャッチボールのなかで発信するので、自分軸ではないのだなと思いました。また、ラジオは音だけで見えないので、描写を説明するのが難しくも面白かったです。

―メディアを身近に感じる経験だったと思いますが、メディアと社会のつながりやSNSで発信することに意識が変わったことはありますか。

藤島さん:ラジオでは日常生活では出会わない、住んでいる場所も年齢も違うひとに発信できます。自分の知らない世界の話を聞くのはすごく面白いことじゃないですか。発信する面白さを改めて感じました。

服部さん:改めて聞き手、受け手がいることを感じました。自分のことを発信することは良いことですが、発信には危険も伴ったり誰かを傷つけたりすることもある。気軽に発信できるプラットフォームが増えるなかで、慎重になりながらいろんな地域や立場のひとと交流していければと思います。

石川さん:YouTubeがテレビに代わっていくとも言われていますが、そういうことはないんじゃないかと思いました。SNSはそのアカウントをフォローしているひと、自分に興味があるひとにしか届かない。ラジオやテレビなどのメディアは、自分を全く知らないし興味がないひとにも届きますから。

今後に活かせる貴重な体験

―出演して良かったことは?また、今回の体験はどう活きてくると思いますか?

石川さん:「聞き取りやすい声」など想像してなかった新たな自分の強みに気付けたことです。発信しなければ誰にも教えてもらえなかった。これはメディアに限らず、例えば会社の広報などでも活かしていけるなと思いました。

服部さん:ラジオだと目の前にいないひとたちに自分の思いを伝えないといけない。つまり、相手のリアクションがないんです。相手の反応を伺ったりせずに、自分の意見をしっかり言う大切さに気付かされました。このことはこれからも大事にしていきたいです。

藤島さん:OAを聞いて、自分を客観視する機会になりました。就職面接や自己分析にも生かせると思いますし、自分の会話を聞くという、またとない機会になりました。最初は緊張していたんですけど、関澤さんのおかげで楽しく話せて、緊張して縮こまるのではなく楽しむ姿勢も学べました。

―最後に、今回ラジオ出演しての感想を教えてください。

服部さん:チャレンジの気持ちで出演を決めたので、チャンスを自分のものにできてよかったです。OAを聞いたら緊張していたりして反省点もありましたが、ラジオで自分のことを発信できたのは本当に良い経験でした。

石川さん:出演したあとに、ラジオに出るなんてきっと最初で最後だなと思い至ってすごい経験をしたと思いました。これからなにかにチャレンジするときに、このことを思い出して、あの時やって楽しかったから次もやってみようと前向きになれる経験になりました。やらなかったら絶対後悔していました。挑戦してよかった。

藤島さん:深澤教授からつながって、自分も出演できたという縁が嬉しかったです。二度とできない経験で、これからも楽しかった思い出としてずっと覚えているだろうなと思います。

大きなメディアに出演するという人生においてなかなかない経験です。3名とも勇気を出して挑戦したことで、多くの気付きを得られたと感想を伝えてくれました。今回の経験は彼女たちの今後の活躍にも生かされる、価値のあるものとなりました。

2022年6月13日

ラジオ日本「関澤邦正のリバーサイドTALK」に、学生4名が出演しました!

毎週金曜日11:30~12:00に放送されているラジオ日本「関澤邦正のリバーサイドTALK」に、本学の学生4名が登場しました。きっかけは昨年12月の文学部 深澤教授の出演。オンエア日と重なった授業で教授の回を聞き、教授が番組に出演してみたい学生を募ったところ、8名の生徒が手を挙げ、そのうち4名が4月に出演となりました。
番組では実践女子大で学ぶ学生の今として、1人ずつゼミの活動や就活について語りました。なかなか見ることができないラジオ番組の収録は、どんな感じだったのでしょうか。番組に出演した4名のみなさんにお集まりいただき、お話を伺いました。

番組に出演したみなさん:
美学美術史学科4年 田實春花さん
美学美術史学科4年 加藤優奈さん
英文学科4年 常盤優佳さん
英文学科4年 徳山瑠奈さん

Q. ラジオ出演に手を挙げた理由は?

田實さん:手を挙げた理由は、残り1年の大学生活でやれることはなんでもやってみたいと思ったからです。コロナ禍で大学生らしい大学生活を送れなかったのも、大きなきっかけでした。

徳山さん:私はいま就活中なんですが、ラジオ出演は希望の仕事に就くために役立つかも…と思いました。

常盤さん:私も手を挙げた理由は、貴重な経験が就職の幅を広げるかもしれないと感じたからでした。彼女とはいつも一緒に授業を受けているので、ラジオ出演もセットで…と思いました(笑)

加藤さん:私はみなさんとちょっと違って、貴重な発信する機会だと感じました。不特定多数の人に向けて自分の思っていることを伝えるのは、滅多にないことですよね。

Q. 収録ではどんなことを話ましたか?

田實さん:番組の中では、ゼミではどんなことをやっているか、就活でどんな企業を検討しているかを中心に聞かれたと思います。私は加藤さんの収録の後だったので、それほど緊張せずに話すことができました(笑)

加藤さん:私は最初だったので、とっても緊張しました(笑) 収録では大学院に進むこと、将来は美術の分野で働きたいこと、美術館の魅力などを中心に話したと思います。

徳山さん:私は岩手県の闘牛をサポートする学生ボランティア活動で、昨年現地で物品の販売をした体験などについて語りました。

常盤さん:パーソナリティの関澤さんの質問を通じて、私たち学生の等身大の姿を知りたいんだと感じました。私は東京オリンピック・パラリンピックの選手村で活動した、学生ボランティアで得た体験について詳しく話しました。

Q. 放送後、反響はどうでしたか?

徳山さん:友人から「ラジオを聴いて泣いた」と言われて驚きました。私は普段あまり自分のことを積極的に話さないんですが、私がいろいろ悩みながら就活を頑張っていることを、番組を通じて初めて知ったらしいんです。「私も就活頑張るね」というあたたかいメッセージがきました。

田實さん:友人や家族が聴いてくれました。コロナ禍で3年会っていない祖母や、実家の家族にラジオを通じて現状報告ができたと思います。

加藤さん:祖母の姉が番組を聴いてくれたようで、その後手紙を送ってくれました。体調を崩してずっと会っていなかったんですが、ラジオを通じて接点ができてうれしかったです。

常盤さん:私は番組の中で、両親のプロポーズのきっかけになった曲を流してもらったんです。なぜこの曲を流すのかという理由も紹介できたので、番組を聴いていた両親はとても喜んでくれたと思います。

Q. 今回の体験は、どう活きてくると思いますか?

田實さん:私はあがり症なので人前で話すことが苦手なんですが、今回の出演は勇気を出して挑戦する成功体験のひとつになったと思います。収録中、関澤さんとのやりとりで話を聞きやすくする間の取り方に触れ、いろいろな発見がありました。普段接点がない学外の人と接するときに、思い出して活用しています。

加藤さん:収録の前に話すことをまとめることを通じて、自分の志向が具体的になりました。私は将来、美術教育の普及に携わりたいと思っています。ギャラリートークなどで美術の素晴らしさを伝えるには、簡潔な説明が重要です。つい話が冗長になりがちな私にとって、今回の収録は自分に気がつくいいきっかけになりました。

常盤さん:収録はとっても緊張しましたが、本当に出演してよかったと思っています。今回の経験で、人前に出ることに抵抗が無くなりました。これからもいろんなことに挑戦する機会を活かし、遠慮せずに手を挙げていきたいです。

徳山さん:自分が思っていることをわかりやすく伝える、いい訓練になったと思います。自分が発信することの影響も感じることができました。大学生がラジオに出演するなんて、滅多にできない経験です。自分の成長につながったと思います。

貴重な経験の場が、学生を新たなステージへ導く

出演を終えたみなさんの「手を挙げてよかった」という感想が示すように、勇気を出して挑戦してみた体験は、新しい学びに満ちているようです。学校の外で社会に触れる体験は、社会人としての活躍につながる価値ある視点を提供しています。

深澤教授の話

大学時代の野球部の先輩からお声がけしていただき、私自身が昨年12月の番組に出演させていただきました。ちょうどオンエアと授業の時間が重なっていたので、授業内で学生に聞いてもらい、関心のある学生を募ったら、なんと8名、驚きました。偶然が重なって生まれた今回の企画、本当に「ご縁」を感じます。学生には、常に伝えています。「何事に対しても一歩踏み出し、主体性を持ってチャレンジすること」まさに、チャレンジをしてくれた8名の学生です。私もオンエアに立ち会いましたが、パーソナリティの関澤さんと楽しそうにTALKに楽しむ学生の姿を見て、実践女子大生のあらゆる面でのポテンシャルの高さを感じる瞬間でした。関澤社長はじめ関係者の皆さん、本当にありがとうございました。